Momoinololu のステッピングモーター・ドライバーの設定について
A4988 (写真左) や DRV8825 (写真右) などのドライバーICを搭載したモジュールを使用します。
ステッピングモーターにあわせて選びましょう。
【A4988】
ステップモード: Full・1/2・1/4・1/8・1/16
最大出力電流:2A
【DRV8825】
ステップモード:Full・1/2・1/4・1/8・1/16・1/32
最大出力電流 :2.5A
■動作モードについて
Momoinololu の基板裏側にステップモードを変更するジャンパー設置してあります。
パターン上ではショートしてあり、下部画像の赤い線のところをモードによってカットしてください。
上記の[ L ] のところをカッターナイフ等を使用してパターンをカットします。
([ H ] の所がすでにカットしてある場合は半田でブリッジします。)
※ パターンをカットする場合、ケガなどなさらないように十分注意してください。
また、他のパターンなどを切らないようにしてください。
■電流の設定について
各モジュールにはVR(半固定抵抗)がついており、ステッピングモーターに流れる電流を制御します。デジタルテスターを使用して非金属性のドライバーでの調整をおすすめします。
※非常に密集しており、電圧の測定・調整はショートの無いように慎重に作業をしてください。
A4988
制御電流[A] = Vref [V] / ( 8×Rs[Ω] )
例)Pololu製A4988ステッピングモーター・ドライバー基板を使用、
シャント抵抗Rsは0.05Ω、ステッピングモーターに1A流す場合
1[A] = Vref [V] / (8 × 0.05[Ω])
Vref(V) = 1[A] × (8 × 0.05[Ω])
= 0.400[V]
DRV8825
制御電流(A)=Vref / ( 5×Rs )
例)Pololu製DRV8825ステッピングモーター・ドライバー基板を使用、
シャント抵抗Rsは0.10Ω、ステッピングモーターに1A流す場合
1[A] = Vref [V] / (5 × 0.10[Ω])
Vref(V) = 1[A] × (5 × 0.10[Ω])
= 0.500[V]
モーターに流れる電流により、IC自体が発熱をしますので、放熱対策は
しっかりとしてください。(放熱板をつけたり、FANで強制空冷など)
シャント抵抗Rsは各モジュール製造メーカー発行のデーターシート等に
記載してあります。
Momoinololu サポート・ページⅠ
Momoinololu サポート・ページⅡ
[参照URL]
RepRap本家ウェブサイト: http://reprap.org/
mixi RepRapコミュニティ: http://c.mixi.jp/reprap
Facebookページ: http://www.facebook.com/ReprapCommunityJapan
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