2012年12月27日木曜日

PSoC5LP がキター


先日Cypress社に発注しておりました『PSoC5LP』が到着し、PSoC3/5 TEST BPARD  に載せてみました。


PSoC5LPを拡大したところです。

型番 CY8C5868LTI-LP039 になります。

データシート(OpAmp が2になっておりますが、誤植とのことです。正解は4つです。)


実装後、よーく目視検査をして、MiniProg3 に接続をします。
PSoC3/5 TEST BOARD には1.27mmピッチ10ピンコネクタがついており、接続が簡単です。


PSoC5LP の書き込み方法

パソコンにMiniProg3を接続し、『PSoC Programmer』を起動します。

今回はPSoC5LP で新たにサポートされました「JTAG」を利用します。

1.デバイスの接続確認
2.デバイスの消去
3.デバイスの書き込み
4.動作確認

これらを解説していきます。

【1.デバイスの接続確認 】

①各種設定をおこないます。
ProgrammingMode: ●Power Cycle
Connecter: ●10p
Clock Speed:  1.6MHz
Protocol: ●JTAG
Voltage: ●5V

②設定を確認しましたら、ターゲットに電源を供給します。
この時に"Voltage" が5000mVになっていることを確認してください。

③JTAGタブをクリックします。

④ScanBus を押しますと・・・・・


PSoC5LPが出現します。

ん?なんか2つあるぞ。。。





【2.デバイスの消去 】

⑥programmer タブをクリックします。


⑦Erase All Flash をクリックして、Flash領域を消去します。
今回このデバイスは256kBのデバイスです。









自動でCY8C5868LTI-LP039を認識して無事に消去完了しています。












【3.デバイスの書き込み 】

⑧File Load をクリックします。

 ⑨書き込むプログラム(hexファイル)を選択します。
HEXファイル (CY8C5868LTI-LP039専用)

⑩開く をクリック
 ⑪Program をクリックします。

・ターゲットに電源を供給
・デバイスを認識
・Flash を消去
・書き込み
・ベリファイ
・電源オフ



おめでとうございます。
無事に書き込み完了です。


4.動作確認

P12_2 にLEDを接続します。
1秒ごとに点滅をします。

(注:LEDは制限抵抗を付けましょうw よい子は真似しないでください。)


[動作確認の環境]

プロジェクトファイル一式
  • PSoC Programmer Ver. 3.17
  • PSoC Creator Ver. 2.2
  • Windows 7 SP1 (32bit)




0 件のコメント:

コメントを投稿