2014年11月10日月曜日

Momoinololu サポート・ページ Ⅲ


Momoinololu のステッピングモーター・ドライバーの設定について
A4988 (写真左) や DRV8825 (写真右) などのドライバーICを搭載したモジュールを使用します。
ステッピングモーターにあわせて選びましょう。

A4988
ステップモード: Full・1/2・1/4・1/8・1/16
最大出力電流:2A
DRV8825
ステップモード:Full・1/2・1/4・1/8・1/16・1/32
最大出力電流 :2.5A

■動作モードについて

Momoinololu の基板裏側にステップモードを変更するジャンパー設置してあります。
パターン上ではショートしてあり、下部画像の赤い線のところをモードによってカットしてください。



上記の[ L ] のところをカッターナイフ等を使用してパターンをカットします。
([ H ] の所がすでにカットしてある場合は半田でブリッジします。)
※ パターンをカットする場合、ケガなどなさらないように十分注意してください。
また、他のパターンなどを切らないようにしてください。

■電流の設定について
各モジュールにはVR(半固定抵抗)がついており、ステッピングモーターに流れる電流を制御します。デジタルテスターを使用して非金属性のドライバーでの調整をおすすめします。
※非常に密集しており、電圧の測定・調整はショートの無いように慎重に作業をしてください。

A4988
制御電流[A] = Vref [V] / ( 8×Rs[Ω] ) 

例)Pololu製A4988ステッピングモーター・ドライバー基板を使用、
シャント抵抗Rsは0.05Ω、ステッピングモーターに1A流す場合
1[A] = Vref [V] / (8 × 0.05[Ω]) 
Vref(V) = 1[A] × (8 × 0.05[Ω]) 
     = 0.400[V]

DRV8825
制御電流(A)=Vref / ( 5×Rs ) 

例)Pololu製DRV8825ステッピングモーター・ドライバー基板を使用、
シャント抵抗Rsは0.10Ω、ステッピングモーターに1A流す場合
1[A] = Vref [V] / (5 × 0.10[Ω]) 
Vref(V) = 1[A] × (5 × 0.10[Ω]) 
     = 0.500[V]


モーターに流れる電流により、IC自体が発熱をしますので、放熱対策は
しっかりとしてください。(放熱板をつけたり、FANで強制空冷など)

シャント抵抗Rsは各モジュール製造メーカー発行のデーターシート等に
記載してあります。



Momoinololu サポート・ページⅠ

Momoinololu サポート・ページⅡ


[参照URL]
RepRap本家ウェブサイト:  http://reprap.org/

mixi RepRapコミュニティ:  http://c.mixi.jp/reprap

Facebookページ:  http://www.facebook.com/ReprapCommunityJapan



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